オリブロ

オーストラリア在住、2人の子供のシングルママ。

家を出る決意をしてから実際に出るまで ⑤

こんにちは、オリーブです。今日もブログを覗きに来て下さりありがとうございます。

 

長年元夫からの精神的DVに気づかず私が悪いのだと思い耐えて来たものの、子供達への執拗な精神的圧力と物理的暴力が頻繁に起き始め、家を出る決意をして実際に出るまでの実話です。

 

初めまして、の方、どうぞこちらからお読み下さい ↓ ↓ ↓

 

aspergerlife.hatenablog.com

 

さて、家を出ると決意し、支援して下さる方とも会った私でしたが、この頃はまだいつ実際に家を出るかというXデーは決めていませんでした。

 

担当の方は、数か月かけて準備をきちんとするようにアドバイスしてくださいました。

 

出る時に必ず持って出るべきもの(パスポート、子供達のBirth certificateや各証明書等)のリストを確認し、荷物を少しずつお友達の家に運び、事務的な事も出来るものは事前に済ませ、当日どうやって家を去るか、などなど。

 

荷物を預かって貰う友達を除いて一切言わない事。

子供達にも言わない事。

そして何より、絶対に元夫に悟られないようにする事。

 

彼らが今までお世話をしてきた方の例、ある人は手紙を用意して、そこに子供達と家を出る事や落ち着いたらこちらから連絡をする事をしたためてダイニングテーブルに置いて出た、またある方は何も残さずに出て、テキストやメールにてあとから連絡を入れた、など色々聞いてイメージをしていきました。

 

そういった当日の流れを実際に確認する事で、少しずつ現実味が帯びて来ました。

 

その頃、上の子は週に3回程、朝不安の発作(パニック障害だったと思います)が出るようになっていました。「ママ…ママ…」と呼吸を苦しそうにしながら苦痛に顔をゆがませてキッチンで朝ごはんやお弁当の用意をしている私の腕を縋るように掴んで来ました。

 

私はゆっくりと、「大丈夫だよーゆっくり息をしようか」と言い、一緒に深呼吸をし、落ち着くのを待ちました。

 

元夫が元々不安症の為に薬を処方して貰うのに通っていて、私も長年通っていた、私達の状況の全てを把握して下さっていたかかりつけのお医者さんに連れて行き状況を説明したところ、カウンセリングにかからせるようにと紹介状を書いて下さいました。

 

初めてのカウンセリングは7月で、初回は私一人で行き今の現状をお話しました。

 

そして次の8月の予約には家族全員で来ること、その次は夫婦で…という事でした。子供達の心の不調は99%両親の問題からくるものだからだそうです。

 

ちなみにこのカウンセリングですが、8月に入って家族全員のカウンセリングの予約の事を元夫に話しましたが、

 

「子供の精神が不安定なのは俺たち両親がうまくいってないからだ、そしてそれは全てお前のせいだ、お前さえまともになれば夫婦も子供も、家族全員がうまくいく」と言われ、

 

あなたが無理ならせめて子供達だけでも連れて行くと言うと、

 

「何度言ったらわかるんだ、お前のせいだと言っているだろう、子供達を連れて行くのはダメだ。一人で行ってこい」と言われ、結局キャンセルをしました。

 

家族支援の方とは2週間に一度会う予約を取っていましたが、この時期は予約の無い週もあまりに辛くて急遽お電話をし泣きながらオフィスに駆け込む事がよくあり、ほぼ毎週会って頂いて話を聞いて頂いていました。

 

家を出る決意をしてから実際に出るまで ⑥ に続く

 

aspergerlife.hatenablog.com

駄文ではございますが、下記クリックして頂けますと私の経験を必要とされている方の目により留まりやすくなります。是非お力をお貸しください

 

 

'M PLUS 1', sans-serif; font-family: FontAwesome;