オリブロ

オーストラリア在住、2人の子供のシングルママ。

うちにも起きた、実子連れ去り ⑬ 最終話

こんにちは、オリーブです。今日もブログを覗きに来て下さりありがとうございます。

 

今週末子供達は元夫と過ごすので昨日からおひとり様です。子供達が居る時も楽しく幸せで、おひとり様の時はおひとり様だからこそ出来る楽しみがあり幸せです。昨日はマッサージを受けて来て、今日は仕事が終わったら友人と飲みに行く予定にしています。楽しみです。

 

 

このブログでは長年元夫からの精神的DVに気づかず私が悪いと耐えた末、子供達への加速する執拗な精神的圧力と物理的暴力から子供達を守る為にDVシェルターに逃げ込んだ実録を記載しています。

 

初めまして、の方、どうぞこちらからお読み下さい ↓ ↓ ↓

 

 

aspergerlife.hatenablog.com

 

 

 

 

さて、元夫と子供達の面会禁止の2ヶ月の間に、子供達をカウンセリングに通わせました。それはこのような状況を専門としたカウンセリングで、Zさんから情報を頂いたもので子供達に自身の尊厳を守る為の考えや言動を教えるカウンセリングでした。

 

 

私は同じセラピストから、子供の心理学、特に両親が別れた子供の心理学を徹底的に学びました。それから、別れた相手との接し方についても。

 

 

最後のセッションは母子共同で、私がセラピストと学んできた事をセラピストの前で自ら話します。「お父さんとお母さんは別れてしまったけど、二人ともあなた達の事を愛しているし、あなた達も、お父さんの事もお母さんの事も愛する権利がある。もしお母さんがお父さんの事に関して、君たちが聞きたくないと思うような事を言ってきたら、聞きたくないからやめて、とハッキリ言いなさい。」というような事でした。そしてセラピストは「もしも両親の事で何か困った事があったら、いつでもここにきなさい」と言って下さいました。

 

 

このカウンセリングは家族全員が受けるべきもので、当然この最後のセッションも父子セッションがあるべきでした。が、元夫は私からの要請も、セラピスト本人からの要請も聞き入れることはありませんでした。それは子供達の心の安全を考えた時に残念ではありましたが、この流れも当然親権争いの追加書類として提出し元夫の思想や態度を証明する一つとなりました。

 

 

またこの2ヶ月私はかなりの体調不良があり2度救急車で病院に行っています。

2度目の時は6日間程体調不良が続き、学校の送り迎えに始まり食事の差し入れや買い物も友達数人が交代で請け負ってくれ、私は日中ほぼベッドの上で過ごしました。

 

 

4日程経った時にこのまま動けない、子供の日常の世話が出来ない状態が続いたら友人達にも家族が居て忙しい身、永遠と頼るわけにはいかない。この体調不良の時に私は、母業を諦めて元夫に全権を託し、単身日本に帰るという覚悟もしました。泣きながら友人に不安な気持ちを吐き出しもしました。

 

 

でもそれから2日程経つとようやく少しずつ動けるようになり、その後2ヶ月程かけて完全に体調は戻っていきました。

 

 

私は子供達が居なかった4か月の間、子供達が健やかでありますように、と、そしてどうかどうか、子供達のお世話をさせて下さい、と毎日祈っていました。

 

 

ですので、折角戻ってきたのにお世話もしてあげられない事が辛くて仕方なかったです。

 

 

結局元夫はカウンセリングにも参加せず、子供達のカウンセリング代も払わず、元夫の自宅にある子供達の学校に必要なものを学校または知人の家に届けて貰うように何度も事務弁護士を通して要請しましたが、それもしてはくれませんでした。

 

 

このような2ヶ月を過ごし、元夫との面会禁止期間が終わり、「うちにも起きた、子ども連れ去り」は無事に(?)終焉を迎えました。

 

 

ちなみに折角やったカウンセリングでしたが、2ヶ月の面会禁止が終わってまた元夫に会うようになると、子供達は私に「あのセラピストが言っていたあれはこうでああだから間違えている」と言った発言をするようになりました。

 

 

うちにも起きた、子供連れ去り 完

 

 

 

DVで家を出、単独親権を勝ち取るまでの道」 ⑱ に続く

 

aspergerlife.hatenablog.com

 

最後まで読んで下さりありがとうございます。

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