オリブロ

オーストラリア在住、2人の子供のシングルママ。

うちにも起きた、実子連れ去り ⑫ 

こんにちは、オリーブです。今日もブログを覗きに来て下さりありがとうございます。

引っ越しをして早いもので11日が経ちました。

 

引っ越しが決まってから実際引っ越しが済むまでの一か月は、物理世界と関わる時間が多かったせいか心身が最近重いです。

 

私は全ての物事は私自身の精神の成熟の為に起きてくれていると思っているので(はい、ここに書き連ねている過去の出来事も、今ではそうだったと心から思います)物理的になにかネガティブにも取れる出来事が起こった時、客観的に「この出来事から私は何を学ぶべきなんだろう」という考察をします。

 

客観的、いわば他人事みたいな距離感で眺めているのでそれがネガティブな事だったとしても心が惑わされる事が少ないです。

 

でも引っ越し作業は物理的な作業量が増えるので(何と言いますか、物理的なものと関わる接点が増えると言いますか)、物理的な物モノって重たいじゃないですか。重たい物モノとどっぷり関わっていると心身も重くなってきます。

 

昨日は家中にセージを焚いてプラス浄化音も鳴らしながら家全体のエネルギー浄化もしました。

 

 

このブログでは長年元夫からの精神的DVに気づかず私が悪いと耐えた末、子供達への加速する執拗な精神的圧力と物理的暴力から子供達を守る為にDVシェルターに逃げ込んだ実録を記載しています。

 

 

今日初めてご来訪頂いた方、初めまして、そしてありがとうございます。

どうぞこちらからお読み下さい(長いですが)     ↓ ↓ ↓

 

 

aspergerlife.hatenablog.com

 

 

 

 

さて、前回無事に子供達を取り戻し、元夫とも2ヶ月面会禁止となり、ホリデーも毎日毎日楽しく過ごし、大丈夫そうだと思った2年前のこの新学期初日の事です。

 

 

学校が終わって迎えに行くと、待てどくらせど子供達は来ません。いつも同じ場所にお迎えに来ている友人にそこに居て貰うようにお願いをし、学校のオフィスに行き子供達にオフィスに来るようにと校内放送をして貰いました。

 

 

が、子供達は来ません。嫌な予感がしました。

 

 

お迎えの場所に居てくれていた友人が、他のママたちにも声をかけてくれていて、大捜索が始まりました。オフィスからは元夫に電話をかけて貰いましたが、元夫は電話に出ません。

 

 

私はお迎えの場所に留まりオフィスには一名のスタッフが残り、他の先生方やママ友が校内中歩き回り、そして学校周りも車で、大勢で探し回って下さいました。

 

 

終業時間から45分が過ぎた頃、ようやくオフィスからの電話に元夫が出ました。そして「子供達は他の親とその家に向かい、自分に連絡をして来た。だから迎えに行き、今自分と一緒に居る」と言ったとの事。

 

 

元夫の言い分はおそらく、子供達が自分達の意志で、自分に迎えに来て欲しいと連絡して来たから迎えに行った、この状況で迎えに行かない親がどこにいるんだ、だと思います。

 

 

これは、裁判所からのオーダーなのです。2ヶ月面会(電話も一切のコンダクトも)禁止。理由は言わずもがな。

 

 

異常異常とは思ってはいました。先日の裁判で判事の判決文朗読中に異議を唱えた時、ここまで異常かと驚きましたが、異常記録を次々更新して行くので異常の果てが見えません。でも、本人は自分の発想や行動が異常だとは全く理解していないのです。

 

 

 

私はすぐに事務弁護士に電話をし、事務弁護士から元夫の代理人に公式に子供達を即座に学校におろすように元夫に指示を出してもらい、子供達はそれから25分後に学校に戻ってきました。

 

 

子供達は数分車の外に立っていました。私は促す事もなく車の中で無言でいました。数分経ったら、自ら車に乗りこんできたので、そのまま会話をする事もなく、家へ帰りました。

 

 

翌日から、元夫との面会禁止の2ヶ月が終わるまで毎日、終業時間の5分前にオフィスに迎えに行く事にしました。学校側は、教室からクラスメートを一人つけてもらってオフィスに子供達を送って貰うように対応して下さいました。こうして、2ヶ月後に面会が再開するまで、子供達は元夫と接点を持つ事はありませんでした。

 

 

私は会社と自宅と半々で仕事をしていたのですが、会社の日は子供達をアフターケアに入れないといけないので逃亡防止の為これを機に会社の仕事を離れて自宅のみで仕事をするように仕事を調整しました。

 

 

うちにも起きた、子供連れ去り ⑬ に続く ~最終話~

 

aspergerlife.hatenablog.com

 

我が家も元夫の家も学校から徒歩圏内では無く公共の移動手段の乗り方もまだわからず、電話もお金も持たせてはいないので、子供達が自分達で勝手に動く方法は他の親に電話をして貰うという方法しかありません。これがもしバスも電車も乗りこなせる都市部に住んでいる子だったらきっと自力で加害親の元に帰ってしまっていたでしょう。

こういった状況の中で取り戻しはしたもののそうやってまた子供を失った方、日本や各世界で沢山いらっしゃると思います。加害親の脳の機能障害とは言え、やるせないですね。

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