オリブロ

オーストラリア在住、2人の子供のシングルママ。

家を出、DVシェルターで生活 ⑦

こんにちは、オリーブです。

今日もブログを覗きに来て下さりありがとうございます。

 

日曜夜に友人とウォーキングに行き12000歩歩き昨日は8000歩歩きました。今朝は腰回りが筋肉痛です。私くらいの年齢の女性は7~8千歩は毎日歩いたら良いそうですが、なかなかコンスタントに歩けていません。皆さんは運動されていますか?

 

このブログでは長年元夫からの精神的DVに気づかず私が悪いと耐えた末、子供達への加速する執拗な精神的圧力と物理的暴力から子供達を守る為にDVシェルターに逃げ込んだ実録を記載しています。

 

初めまして、の方、どうぞこちらからお読み下さい ↓ ↓ ↓

 

aspergerlife.hatenablog.com

 

さて、シェルターで有難かった事の一つに、カウンセリングがあります。今日はその事についてお話しようと思います。

 

シェルターに居た時、シェルター付きのカウンセラーと、また外部のDV専門機関のカウンセリングとをダブルで受けました。どちらのカウンセラーもDVがどういうものか被害者がどういう心境に陥っているのかに理解が深く、一つ打ち明けるとそれに対して私の心が温かいお風呂に浸かったような安心感に浸るような言葉やお話をして下さりました。

 

DV被害者は異常に責任感が強く情に熱いという性質を持っている人が多く、私も例外ではありませんでした。そしてDV被害者にありがちなのが、責任感が強いが故に自分が悪いという自己否定批判の思想に陥って行く事です。

 

私も長年の執拗な元夫からの否定批判により、自分に自信が無いばかりか、自分の考えを信じる事さえ出来ない状況にあり、当時は自分が決めた事する事全てに他人の賛同が必要でした。

 

また、日々の子供の生活の事で元夫とe-mailでやりとりをせねばならなかったのですが元夫は婚姻時代から1何かを提示したらそれに可能な限りの反対意見を述べてその発想をした私を批判し、それに対して説明を求めて来て、私が説明してもそれにも更にこれに関してはどうなんだと説明を求めて来る、また説明をしないと何か月でも「まだ〇〇についての意見を聞いていない」と言い続けて来る人でした。

 

仮に私が完全に元夫の反対意見を打破出来た時は(世界的に有名な機関の科学的調査によって証明されている文献を使う必要がありました)その話題には触れず、私がまだ答えていない何か別の案件について私を責めなおしてくる人でした。

 

私は当時元夫への一つのメールを書くのに何時間も費やしていました、この言い方では突っ込まれる、この説明ではまだ足りない、これだとこれに対して言ってくるからこれも書いておかないと、と。一つのメールに山ほどの布石を打つ為の何時間も費やしていました。と言ってもどんなに布石を打っても結局責められるのですが。

 

そして元夫からのメールを受信すると鼓動が早くなり、心身が硬直しました。結局元夫はなにをどうした所で、攻撃的な(しかもそれは大抵完全に理不尽な言い分でした)メールを送り付けてくるのです。

 

シェルターのカウンセラーにその事を相談すると、カウンセラーは、メールを開く前に”さ、批判が書いてある”とそれを普通と頭で設定する事、そして自分の感情・意識をメールに繋げない(イメージワークです)事。仕事として、会社へのクレームを処理している秘書のようなイメージで、とアドバイスして下さいました。

 

そして答えるべき、答える必要のないものを仕分け、答える必要の無いものは無視しなさいと言われました。でもそうすると元夫はいつまでも答えを聞いてくる、と言うと、「それについては答える必要は無いと判断したので今後それに関して聞いてきても一切返事はしません」とキッパリ言いなさい、と。そんな事をして良いのだという事に驚いたのを覚えています。考えればそうですよね、イチャモンに付き合わねばならない道理などある筈ありません。

 

DV専門機関のカウンセリングは、元々は子供達のカウンセリングを予約する為に行きました。初回で話を聞いて貰い、子供達のカウンセリングには両親の同意が必要だからとカウンセラーが元夫に確認を取る事になりましたが、元夫の答えはNoでした。カウンセラーは「私と話しているから普段よりマシに話してるんであろう事は容易に想像出来るけど、良い感じからは程遠い」とおっしゃっていました。

 

と言う事でDV専門機関へは私のカウンセリングをそのままお願いし、シェルター付のカウンセリングは片親の同意のみしか必要ではないので子供達はシェルターのカウンセラーからカウンセリングセッションを受けました。

 

心のケアも勿論そうなのですが、私の精神状態では到底発想もしなかったような物理的な対応の仕方を指導して頂いたのでとても有益でした。

 

 

 

家を出、DVシェルターで生活 ⑧ に続く

 

aspergerlife.hatenablog.com

 

 

今この瞬間、まさに同じような状況にいらっしゃるこれを読んで下さっている方、貴方からは出てこない発想(しかもそれは至極当たり前の)に触れる事で道が開けるかもしれません。どうか家の外に助けを求めて下さい。

 

 

 

 

 

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