オリブロ

オーストラリア在住、2人の子供のシングルママ。

家を出、DVシェルターで生活 ⑧

こんにちは、オリーブです。

今日もブログを見に来て下さり、ありがとうございます。今借りている家の契約が、状況によりけりで出なくてはならない可能性があるので、昨日は家を何軒か見に行ってきました。

 

 

 

 

 

実は私、若い頃から間取り図を見るのが大好きです。よくポストに入っている不動産屋のマンションのチラシなど、買うつもり全くないのに(というか買えない…汗)眺めてるだけで楽しいです。Youtubeなどでも間取りや物件紹介のチャンネルをよく観ていますが、同じ感覚をお持ちの方、いらっしゃしませんか?(笑)

 

 

 

このブログでは長年元夫からの精神的DVに気づかず私が悪いと耐えた末、子供達への加速する執拗な精神的圧力と物理的暴力から子供達を守る為にDVシェルターに逃げ込んだ実録を記載しています。

 

初めまして、の方、どうぞこちらからお読み下さい ↓ ↓ ↓

 

aspergerlife.hatenablog.com

 

 

 

 

さて、前回はシェルターに居た時に受けたカウンセリングの事をお話しました。

この時まで実は私は元夫のアスペルガー症候群がこの状態を引き起こしているのだと思っていました。元夫は元々抗うつ剤を常用していましたが、結婚して3年経った頃、義母に勧められて受けた発達障害のテストでアスペルガー症候群の診断を受けました。

 

 

 

 

 

アスペルガー症候群には積極奇異型、受動型、孤立型、尊厳型と4つのタイプがあり(5つとされる説あり)、元夫は尊厳型にハマる感じでした。且つ、診断を受けた所で「気が済んだか?」と、自分はアスペルガー症候群なのだから伴侶である私がそれに対する対応を考えるべきだと口に出して言われ、自身は全くそれに対応する気はなく私はカサンドラまがいになり…そしてついにはこの結婚生活を破綻させた要因だと私は思っていました。

 

 

 

 

 

ですが、DV専門機関のカウンセラー(子供達のカウンセリングの許可を取る為に元夫と電話で話した人)は、彼はナルシシストだと思う、アスペルガー症候群というよりナルシシストの特性が強く出ているとおっしゃいました。

 

 

 

 

 

私はそれまでナルシシストについて何も知識も無く存在についても日本人の思う自分大好きナルシスト、というイメージしかありませんでした。そこでナルシシストを詳しく調べて行くと確かに元夫はアスペルガー症候群の尊厳型よりもナルシシストの言動の方にバッチリ当てはまる事に気づきました。

 

 

 

 

 

元夫のナルシシスト気質が生まれ持ったものなのか、アスペルガー症候群故の第二次障害として後天的に形成されたものなのかは私にはわかりません。ですが、この元夫のナルシシスト気質を指摘された頃から、それまで薄ぼんやりとしていた、「私にはどうする事も出来なかったんだ」という事が輪郭を持ってどんどんと形になって来たのでした。

 

 

 

 

 

DV加害者にその意識はありません。全く自身が加害言動をしているという理解はないのです。ですから、パートナーや家族がどんなに頑張った所で、「本人」にその気がなければ、真剣に自身のしている事について専門家の意見を聞いてみようという、直そうという気が無ければ、”絶対に”事態は好転しません。しないばかりか悪化する一方です。

 

 

 

 

 

だからDVが起きている場合は、ある程度(人によって程度の違いがあるでしょうが)で見切りをつける必要があるのです。自分の頑張りでどうにかなる状況ではない、という事を被害者もこれもまた専門家の意見を真摯に聞いて冷静に正しく理解し、その場から安全な形で速やかに撤退するという選択が必要なのです。ましてやそこに無抵抗の子供が絡んでいる場合は尚更です。

 

 

 

 

 

家を出、DVシェルターで生活 ⑨ に続く

 

aspergerlife.hatenablog.com

 

 

今私のブログを読んでうちもそうかも…と少しでもよぎった方、然るべき人と話をしてみて下さい。その相手と話をしてもダメです、本人に悪い事をしている意識はありません。そしてどんなに貴方が頑張っても、関係は治るものではありません。

 

 

 

 

 

 

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