昨夜上の子がこぶし大の穴が開いた下着を持ってきて見せて「ママー、新しいパンツ買って」と言って来ました。何をどうやったらあんな大きな穴があくのでしょうか。
ティーンに突入した上の子の成長は目を見張るものがあり、今年の頭に私と並んだ身長ですが今はもう見上げる程になり、体重も私より20キロも重く、先日の引っ越しでも重たい荷物を軽々と運ぶ姿は頼もしい限りでした。
このブログでは長年元夫からの精神的DVに気づかず私が悪いと耐えた末、子供達への加速する執拗な精神的圧力と物理的暴力から子供達を守る為にDVシェルターに逃げ込んだ実録を記載しています。
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さて今日は接近禁止令が出た日の事についてお話させて頂きます。
朝いちで事務弁護士と裁判所の前で待ち合わせをしていた月曜日の朝6時台に、メールが来ました。
先週金曜日の終業時間後夜7時過ぎに元夫側の代理人からメールが届いていたそうです。
元夫が「(DVを)認めはしないが受け入れる」事、そして、私が元夫側の要望にコンセント(オーダーとしてではないので法的な効力はないものの、裁判所に約束をする、という形)するなら元夫側から出ていた私への「DVアプリケーションを取り下げる」というオファーでした。
初めての公判の時、以前お話しましたが元夫には4つの選択肢がありました。
1 認め、受け入れる
2 認めはしないが、反対もしない
3 戦う
4 欠席する
そして元夫は当初3番を選び、私に対してのDVのクロスアプリケーションの申し立てをしました。
それがここに来て、しかも裁判の前日の終業時間後に 2 を提示してきたのでした。
元夫の代理人を当初からずっと担当してきた弁護士は、ド素人の私から見てもかなり「使えない」人でした。
勿論あの元夫を担当するのですから大変だったとは思います。
そして弁護士は正義の為にではなくクライアントの意向の為に戦うので、ちょいちょい「正気か?」というような事も主張して来ました。
そして、自分のクライアントがここまで自身にに不利になってしまう事をしているのに、何故元夫の代理人は諭さないんだろう、と思っていました。
実は家裁が次回とうとうトライアルになるという事で元夫は法廷弁護士(実際に法廷で戦う業務を担う弁護士)を更につけたようで、その法廷弁護士がDV案件に対して今回から絡んでいたようなのです。
私の事務弁護士の推測では、その法廷弁護士が元夫に、高い確率で予測される判事の判断を強く示唆し、元夫の戦う意向を変えさせたのであろうという事でした。
法廷弁護士、グッジョブです。とうとう元夫はまともな人をチームに入れました。
当初より15分早く裁判所入りした私と事務弁護士は改めて受け入れのオファーの内容と、元夫が提示してきた要望についての確認をしました。
広い待合廊下の向こうに元夫と代理人、件の法廷弁護士であろう大柄でスーツを着た男性の姿が見えました。
事務弁護士は幾度か私と元夫の代理人の間を行き来し、細かい事を決め、コンセントに私がサインをし、そして法廷に入る準備が整ってまもなく名前が呼ばれました。
何度も裁判には参加しましたが、実際に法廷に入るのはこれが二度目です。お辞儀をしてから入廷し、事務弁護士の隣の席に座りました。
申立人は私なので、事務弁護士が今朝行われた双方の合意に関して報告をしました。
担当判事は当然ですがこの結果に渋る事もなく、スムーズにこの合意を認め、オーダーにしてくれました。
欲を言えばトライアルを真正面からした上で、判事に判決を委ねたかったのですが、あの元夫が例え「認めはしないが」であっても、私の主張を「受け入れる」という決断をするのは天変地異に相当する程の出来事です。
ナルシシスト気質を持つ元夫にとって、自分が間違えているなど思ってもいないでしょうし、ましてや公式にそれを受け入れる事はそれはそれは心外千万だった事でしょう。
ともあれ、申し立てをして1年10カ月、ようやく正式にオーダーが出ました。
最後まで読んで下さりありがとうございます。