オリブロ

オーストラリア在住、2人の子供のシングルママ。

DVで家を出、単独親権を勝ち取る迄の道 ⑳

こんにちは、オリーブです。

今日もブログを覗きに来て下さりありがとうございます。

ちょっと間が空いてしまいました。

 

週末は元夫の親戚の結婚式がありました。

 

元夫はもとより、子供達もご招待を受けていたので、これまた結婚式の為に他の州から帰省してきた元義弟を空港に迎えに行き途中まで迎えに来た元義母に渡してきました。

 

この結婚した親戚は、10代で家を出てそれ以来まともに家族との交流をしていない(そして離婚後は尚更)元夫が、唯一子供の頃から慕い続けてきたおじさんの娘です。

 

私が家を出てからも子供達を連れて遊びに行ったりもしているようです。

 

ですが、結婚式のご招待を拒んだそうで(両親を初め他の親族にも会いたくない為)、おじさんが「成熟した大人のする行動じゃない、信じられない」と驚いていたと元義母から聞きました。

 

私は驚きませんでした。40代、昔も今も周りの感情はお構いなしに自分の感情のみを軸に生きています。

 

アスペルガーである元夫の精神的な年齢は10歳にも満たないと思います。

 

元義母とも良く話しますが、下手したら8歳くらいかも知れないと言っています。

 

 

そんな元夫、面会禁止期間が過ぎてまた子供達が元夫に会い始めると、お迎えの時間前に毎回と言って良い程「子供達が行きたがらない」というテキストを送って来る事が続きました。

 

 

私は離婚した親に対するコースを受けた時、人間は環境が変わるのがそもそも好きな動物ではないから、母親の家に住んでいれば母親の家に、父親の家に居れば父親の家にそのまま居たがるのは当たり前の事だと教えられました。

 

 

それはもう片親に会いたくないからとかそういう事ではありません。単純に動くのが面倒だから、という理由で。

 

 

何か楽しい事をしている時またはリラックスして過ごしている時に、時間になったからさあお母さん(お父さん)の所に行く時間だよ、と言っても「えー面倒くさい」と言ったり「はーい」とは言ったもののなかなか動き出さない、という事はよくあります。

 

 

だからこの子供達の言葉もそういう事だろうという理解はありましたが、私には4か月子供が帰ってこなかったという事がトラウマ的な記憶として残っていました。

 

 

そのテキストが来る度に、もしまた洗脳されて帰ってこなくなったらどうしよう、と思いました…というか、心が「反射」しました。

 

 

(ちなみに今は待ち合わせの時間に元夫は少なくとも10分弱は毎回毎回遅れてくるのですが、今でも時間が1分また1分と過ぎる度に心がザワつきます。)

 

 

お迎えの度に毎回そんなテキストを送られ、そして面会が再開されてから2ヶ月後くらいには、今度は下の子が私に手紙を書いてきました。

 

 

一年前に上の子が書いてきた内容とほぼ同じ、お母さんは嘘をついたから信用出来ない…云々が書かれていました。

 

 

この時も手紙の内容がうんぬんよりも、また帰ってこなくなったらどうしようという恐怖が湧き出ました。

 

 

これがPTSDなのでしょうね。私の場合はごく軽症ですが、これが命に係わる何かを経験した人が、その時に起きた事と同じような状況に直面した時に心がその時と同じ事が起きると予測反射し、そのストレスに耐えきれずに神経がシャットダウンするというのはとても良くわかる気がします。

 

 

そして元夫はこのトライアルまでの5カ月間、子供達ファーストで動くかわりに、対私、に焦点を絞った言動をし続けそれに子供達を巻き込み、私はトライアルに向けてそれら一つ一つの出来事を裁判資料に加えていくという作業をして行きました。

 

 

 DVで家を出、単独親権を勝ち取る迄の道 21 ~最終回~ に続く

最後まで読んで下さりありがとうございます。

 

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