オリブロ

オーストラリア在住、2人の子供のシングルママ。

家を出る決意をしてから実際に出るまで ⑩

こんにちは、オリーブです。今日もブログを覗きに来て下さりありがとうございます。

 

長年元夫からの精神的DVに気づかず私が悪いのだと思い耐えて来たものの、子供達への執拗な精神的圧力と物理的暴力が頻繁に起き始め、家を出る決意をして実際に出るまでの実話です。

 

初めまして、の方、どうぞこちらからお読み下さい ↓ ↓ ↓

 

aspergerlife.hatenablog.com

 

 

その日は土曜日。オーストラリアでは子供達の習い事のスポーツの練習試合が週末にあります。

 

うちでもスポーツを習わせていたのでその試合に向かう為に準備をしている最中の事でした。

 

また元夫の上の子への態度の事で私が割って入ると、元夫の矛先は私に向かいしばらく怒り続けた末に、私にこの家を出て行けと言ってきました。

 

以前元夫が子供達を連れて出て帰ってこなかった話を書きましたが、今度は私に出て行けと言います。理由は全く同じ。

 

ですが今度は、私が自分が至らない事を理解し何がどう至らなくて、そしてそれをどういうプランで今後直していくのか、また経済的にも家を購入するに至っていないのは私がちゃんとプランをたてていない事が原因でありそれも含めて私のプランを、といった、4項目につき少なくともA4の紙に半分私のプランを書くまで帰って来てはいけない、と言いました。

 

しかも書いたものが元夫が納得出来るものだった場合のみ、家に戻って来ても良い、と言います。

 

私はそのプランを書く事は家に居ても出来ると言いましたが、家に居たら家事や子供の世話で時間が無いだろうから自分一人になってやって来い、と言います。

 

そして、2時間以内に家を出て行かなかったら、子供達を連れて義実家へ行く、と。

 

義実家は車で2時間弱離れた場所にありました。義母が居るのでそこに行ってしまう事に心配はありませんでしたが、なんせ下の子は全身麻酔の手術を2日前にし、昨日戻って来て手術の痛みも強い痛み止めを常用しながらリカバリーをする初期段階にありました。

 

私は、その子に長距離ドライブの負担をかけさせたりしたくなかったしまた、出来れば慣れている環境で休んで欲しかった。

 

だからその為には私が家を出るしか選択の余地はありませんでした。

 

私は、2時間以内と言われたがせめて元夫が上の子を試合に連れてゆき帰ってくるまで延ばしてくれないかと、そうすれば下の子は一緒に試合会場に行かず家のベッドで寝ていられるから、と言いました。あなた達が帰って来次第私はすぐ出て行くから、と。

 

勿論答えはNoでした。

 

その日は土曜日。「もしこれが月曜になってもオーケーなものが書けなかったらどうするの?」と聞きました。すると元夫は「言ったろう、出来るまでは帰ってきてはいけない。帰ってこれるようなプランを考えれば良いだけの話だ」と言いました。

 

その場合、子供達は学校はどうするの、とはもう答えを聞くのも怖くて質問をする事すらしませんでした。

 

結局私はその日夜9時までショッピングセンターのフードコートでプランを書きながら過ごし、その後友人の家に泊めて貰いました。

 

夕方一度家の近くを車で通りましたが元夫の車が泊まっていたので子供達が家に帰れた事を確認しました。

 

そして翌日日曜の夕方に、元夫を満足させる事だけを目的に書かれたA4の4枚の紙の写真を撮って送り、電話越しに説明をして、何とか家に帰る許可を得ました。

 

夜の8時頃に戻るつもりでいましたが、元夫は、子供達の就寝時間間際に私が帰って来るのは子供達の就寝に影響が出るからと、夕飯を買って6時に帰って来いというのでそのようにしました。

 

子供達にご飯を食べさせ寝せて、手術で家を空けた翌日同様前夜から片付けをしてないであろうキッチンを片付け、寝たのは深夜でした。心身疲弊していました。

 

翌朝月曜日、元夫の私への第一声は朝の挨拶もせずに「俺の着るシャツが無いんだけど」でした。

 

病院に行く前日の先週の木曜の朝に洗濯して干して行った大量の洗濯物がまだ外に干したままになっていました。

 

私は木曜の夜は徹夜の病院泊、金曜の昼過ぎに帰宅して夜半まで上の子の世話と家事をし、土曜の午前中家を負い出され、昨日日曜の夜に帰って来てから子供の世話と家事をし寝たのは夜半。取り込む時間も気力もありませんでした。

 

「外に干してあるよ」

 

とだけ言いました。

 

元夫は私の書いた元夫を喜ばせる為だけに書かれたプランに満足していたので、なにがあっても元夫を怒らせずにXデーを迎えようと心に決めていました。

 

Xデーは3日後でした。

 

家を出る決意をしてから実際に出るまで ⑪ に続く

 

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