オリブロ

オーストラリア在住、2人の子供のシングルママ。

DVで家を出、単独親権を勝ち取るまでの道 ⑫

こんにちは、オリーブです。

昨夜子供達は元夫が携わっている活動のあるイベントに参加してきました。

夕方から行き、終わりは8時半と聞いていたのですが9時半になっても連絡がないのでテキストした所、イベント会場からは反対方向となる知人の家に居て、今から向かうとの事。950分にお迎えの場所に来た子供達は何と夕方から何も食べていないと言います。

 

 

この感じ…懐かしいです。

このような事の連続だったなぁ。

何故お得意のファストフードのドライブスルーをしない?何故イベント会場を出る際に子供達が食べていないから申し訳ないが帰ったら何か食べさせて欲しいと早めに連絡してこない?何故イベントが終わってすぐに子供達を送らずに反対方向の知人の家に行く? 何故翌日学校があるまだ10歳そこらの子供達を慮れない? 8時半に終わると事前に言っておきながら何故その後一時間私から連絡するまで一言も言ってこない?

 

 

同居の時に私が思っていた言葉があります。

毎日の行動の全てがちょっとだけアウト。勿論最後にはエスカレートして子供に手も挙げるようになったけど、そこに至るまでの毎日は、本当に、「全てがちょっとだけアウト」なので、こちらも「???」と思い続けながらおかしいなおかしいなと生活する日々でした。全てがちょっとではあるもののアウトな環境って意外にストレスが溜まります。

 

 

さて、気分を変えて。

 

このブログでは長年元夫からの精神的DVに気づかず私が悪いと耐えた末、子供達への加速する執拗な精神的圧力と物理的暴力から子供達を守る為にDVシェルターに逃げ込んだ実録を記載しています。

 

初めまして、の方、どうぞこちらからお読み下さい ↓ ↓ ↓

 

aspergerlife.hatenablog.com

 

第二回の家裁の公判日です。

 

 

両者のそれぞれが単独親権を求め、リビングアレンジメントに関しては元夫は子供達は一週間おきに両親の家を行き来する、私は子供達は私と住み隔週末だけ元夫と過ごす、という書類が既に提出されていました。

 

 

そして裁判の直前に元夫側は、前回のDV裁判以降面会には第三者が外れている事、よってそれまではしていなかった泊まりでの面会を求める書類を提出していました。

 

 

それらに対しての初公判です。

 

 

オーストラリアでは、一般的に両親が離婚した際その子供達は両親の家を一週間おきに行ったり来たりしながら生活していきます。

 

 

ですが私は子供達が他の大人の目の無い家で元夫と過ごす事に当然不安がありましたし、また子供達が元夫の人間性や思考パターンと触れる時間を出来るだけ最小限にしたい思いがありました。

 

 

家を出る際に強く思っていたのは、将来子供達を加害者にしたく無いという事でした。またこれからどこまで続くかわかりませんが、私の子孫にその気質を遺したくありませんでした。

 

 

人間は共に過ごす人間のエネルギーに影響されます。

それは大人の私達も同じです。

 

 

ましてや子供達、そして相手は父親。簡単に影響を受けてしまいますので、出来得る限り父親と過ごす時間を減らすのは私にとってとても重要な事でした。

 

 

私は、単独親権と子供達は基本私と住む事を、元夫の複数の精神疾患(抗うつ剤を常用している事やアスペルガー症候群による逸脱した物事への思想を持っている事など)及び実際に行った子供達への物理的暴力と過度な精神的圧力を理由に主張しました。

 

 

元夫側は、自身が問題が無いという事を証明する為に、ファミリーレポートを判事にオーダーとして出して貰う事をリクエストしました。

 

 

ファミリーレポートとは、第三者である専門家による家族の関係に関して裁判所にされる報告書の事で、ここオーストラリアで家裁が子供にとって何がベストかを判断するにあたりかなり強い効力を持つものです。ちなみに6時間程度かかるものですが、(レポートが仕上がってくるのは数週間かかります)コストは当時で$5000$8000くらいでした。

 

 

判事は、経費は元夫が持つものとしてオーダーを出しました。そして、泊まりの面会も決定になり、次回の日程を言い渡され初公判は終わりました。

 

 

 

 

 DVで家を出、単独親権を勝ち取るまでの道 ⑬ に続く

 

aspergerlife.hatenablog.com

 

最後まで読んで下さりありがとうございます。楽しい気持ちで今日一日が過ごせますように。

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