こんにちは、オリーブです。
今日もブログを覗きに来て下さりありがとうございます。
このブログでは長年元夫からの精神的DVに気づかず私が悪いと耐えた末、子供達への加速する執拗な精神的圧力と物理的暴力から子供達を守る為にDVシェルターに逃げ込んだ実録を記載しています。
初めまして、の方、どうぞこちらからお読み下さい ↓ ↓ ↓
今日はついに裁判で私の単独親権と決まった時の事をお話し、完結となります。
それはトライアルに向けての資料の最終提出期限を数日後に控えたある日の事でした。
もう大詰め、入れられる書類は全て仕上げて入れておきたかったので連日事務弁護士と何度もe-mailのやりとりをしてチェックをしていました。
元夫の法廷弁護士の名前で、私の事務弁護士に対し、ミーティングの時間を取って欲しいという要請が来たのです。
内容については触れられていませんでしたが、私の許可を取った上で事務弁護士はミーティングに応じました。
そして、ミーティングが終わったら即電話が来ました。
文面ではないので記録が無い為にどんな会話だったか正確には覚えていないのですが、元夫が
“私の単独親権を認める”
という大前提で、子供達のリビングアレンジメントの元夫との時間を多少増やすというオファーでした。
信じられませんでした。
あのコントロール気質の元夫が、ナルシシストで物理的に自分にしかスポットを当てられないあの元夫が、自分の言動は常に100%正しいと信じてそれ以外の世界などは存在しないと信じているであろうあの元夫がです。
同じように単独親権を求め、子供達は自分と住むべきで、母親にはたまに面会する、という主張をしてきたあの元夫が、です。
その後に改めて元夫側からe-mailでその旨が書面になったものが正式に送られてきました。
紛れもなく、母親の単独親権とする、と記載されています。
元夫の要望は私からしたら行き過ぎてはいましたが、単独親権を提示してきたので相手の気が変わらない程度に受けれる所は受けて無理な所は突っぱねて、最終的に同意に至りました。
何故元夫の気がかわったのかは不明です。
法廷弁護士を実際に丸2日間(1日数千ドルかかるそうです)雇うお金の問題かもしれません。はたまた、それだけのお金を払ったところで勝つ可能性は限りなく低いと法廷弁護士が切々と訴えたのかもしれません。
ともあれ、私達そしてICL(ICLも最終の細かいアレンジメントの取り決めには意見を出してきました)の3者の同意は本人たちのサインと各代理人達のサインがなされて判事に提出され、その2週間後くらいに判事より異議なしで法的効力を持つ正式なオーダーにされました。
もともと記録としてどこかに残そうと2016年にランダムに書き始めたブログでしたが、無事にブログの一言説明に記載した内容を書き終える事が出来ました。
家を出るべきまたは出ようと考えていらっしゃる方に対し、微力ながらお力添えが出来ればと駄文を書き連ねて参りました。
大変な経験ではありました。選択出来るならしないに越したことのない経験でありました。
でも、今確実に言えるのはこの一連の経験があればこその今の私であるという事。
人間は、人生のプログラムを組んだ上で産まれてくるとも言われています。
私もきっとそうだったのでしょう。精神的に成長する為に、私自身に課したものだったのでしょう。
元夫とは家を出た時点で出会ってから15年強の月日を共に過ごしました。
このような結果となってしまいましたが、良い思い出も沢山あり、沢山守っても貰いました。感謝しています。
アスペルガーでナルシシスト、不安症ゆえのコントロール気質、そういった要素が無かったら元夫の人生は全然違うものになっていたでしょう。
勿論こういった気質があってもそこまで強いものではなかったり、またセラピーを受けて社会に対応している方もいらっしゃいますので、その気質が問題という事ではありません。
ただ元夫の場合はそれが強すぎて、人間関係を築く為には大きな支障となっていた事は否めませんし、本人も恐らくですがそこに気づいてはいないだろうと思います。
最後まで読んで下さり本当にありがとうございます。
平和で幸せな一日となりますように。