こんにちは、オリーブです。今日もブログを覗きに来て下さりありがとうございます。
昨日無事に引っ越しが終わって新しい家での生活が始まりました。ものを運んだだけで片付けはこれからなので子供達が快適に過ごせるようにつくっていきたいと思います。元夫から逃げて3年10か月、6か所目の住処です。元夫とも4軒の家に住み、2度別居をし、別居の家を探してる間2か所友人の家に住まわせて貰ってるのでオーストラリアに来てから実に14か所目です。
そうやって数でみるとすごいですね。家を出てからは一瞬だけ、全所持金が5万円程になり眠れない夜もありました。救急車にも3回お世話になりました。そのうち一回は夜中の出来事で、寝てる子供達を置いていくわけにもいかず叩き起こして一緒に救急車で病院に行き全ての検査が終わって明け朝豪雨の中ウーバーで帰ってきた事もありました。さすがにそのまま学校には行かせられなかったので3人で昼前まで寝てから学校におろしました。
このブログでは長年元夫からの精神的DVに気づかず私が悪いと耐えた末、子供達への加速する執拗な精神的圧力と物理的暴力から子供達を守る為にDVシェルターに逃げ込んだ実録を記載しています。
今日初めてご来訪頂いた方、初めまして、そしてありがとうございます。
どうぞこちらからお読み下さい(長いですが) ↓ ↓ ↓
さて、続きです。
子供達の乗っていない車を走らせながら、不思議と心は静かでした。そして頭の中では、ある種の覚悟が芽生えていました。
おそらく子供達を取り返すのは容易ではないであろう、数週間または下手したら数か月はかかるであろう。取り戻した後もそれまでの間に洗脳は更に進み、容易に元のようには戻らないであろう。けれども私はその戦いに決して負けない、と。
そしてとても変な感覚ですが、感謝と興奮が沸き出て来ました。
これは私の卒業試験だ、とうとうここまで来たのだ、と。家を出てから一年半が経ち、実際私は強くなっていました。色んな人の助けを得て、この状況に立ち向かえる所まで来たのだと神様が認め、卒業試験を与えて下さったのだと。これを乗り越えたらおそらく全てうまくいくと。
そんな思いが心の奥底から湧き出てきました。
そう思わないと自分を保てなかったのかもしれません。
子供がもう二度と戻ってこないかもしれないという恐怖から目を背ける為の防御反応だったのかも知れません。
ですが、私は涙をこぼす事もなく、悲観に打ちひしがれる事も無く、家に辿り着き、仲の良い友達にいよいよここまで来た、と伝えました。
うちにも起きた、子ども連れ去り ⑤ に続く
最後まで読んで下さりありがとうございます。
冒頭で少しだけ家を出てから起きた事をお話しましたが、ふと今、家を出て3か月一人でやってこれたからここからの3か月は生き延びれる、1年経ったからここから1年間大丈夫だというような考えで自分を励ましていた事を思い出しました。いつからか覚えていませんが、今はもうそんな考え方もしていない事にもまた気づきました。
色んな事が起こり、それを友人の助けやコミュニティのサポートを利用しながら一人で対応して来て経験となり、自信となっています。そして確実にそれは自分自身を信用する事が出来る根拠になっているし、これからの人生を一人で生きて行けるという安心感をも与えてくれているのですね。
有難い事です。