オリブロ

オーストラリア在住、2人の子供のシングルママ。

家を出る決意をしてから実際に出るまで ⑦

こんにちは、オリーブです。今日もブログを覗きに来て下さりありがとうございます。

 

長年元夫からの精神的DVに気づかず私が悪いのだと思い耐えて来たものの、子供達への執拗な精神的圧力と物理的暴力が頻繁に起き始め、家を出る決意をして実際に出るまでの実話です。

 

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着々と荷物を友達の家に運びこの家から逃げる準備を進める日々は我慢と辛抱のリミットの記録を更新し続ける日々でした。世界大会があればそこそこ良い結果を残した事でしょう。

 

 

この期間に、ある出来事がありました。

 

 

ある土曜日、子供達のスポーツの練習試合に連れて行った元夫が帰ってこなかったのです。私が元夫の言ってる事を何も理解しないから、それが解決されるまで帰らない、とだけ電話で告げて来て、その後は電話に出てくれませんでした。

 

 

私はパニックになり、義母に電話をして3時間程話したでしょうか。結局元夫が相手では何をどうした所でどうにもならない事は私も義母もわかっていました。

 

 

当然義母には家を出る事は話していませんでしたが、このころ何かある度に電話をしていた私に、しばらく住まわせて貰えるお友達はいないのか、また、私がどんな決断をしようとも出来得る限りの協力を惜しまない、と、暗に子供と家を出る事を勧める言葉をかけてくる事は一回や二回ではありませんでした。

 

 

翌日日曜日のお昼前に上の子が電話をして来て、昨日はモーテルに泊まったよと、今はプールに遊びに来てるよと伝えてくれました。

 

 

元夫に代わってもらい、妻として母として自分が至らない、今後はこうするああする、だからチャンスを下さいと何度も何度もお願いして、ようやく子供達を連れて帰って来てくれる事となりました。

 

 

この頃は子供達への暴言は毎日、暴力は週に3回程度になっていました。上の子は首根っこを掴まれて後ろ向きに外のコンクリートの階段を下まで引き摺りおろされて背骨に沿って傷を負ったり、父親の言っている事に同意して謝るまで家に入れないと言われ夜8時から1時間以上外に出されて鍵をかけられたり、ソファに身体ごとうつ伏せに投げられて手を後ろ手に押さえられて動けない状態でお尻や太ももにかけて何回も叩かれ青アザになったり、週末起きてからやる事が終わるまでご飯は食べては行けない、とお昼を過ぎるまで飲まず食わずだったり、書ききれない程のそれはそれは色々な出来事が日々起きていました。

 

 

私が元夫の話を聞いてる途中に仕事の電話が来たのでちょっとごめん、と外に出て電話に出たらその間に鍵をかけられ、網戸越しに「話の途中に電話に出たりするから夫婦関係が上手くいかないんだ」、と言われ「ママ入れてあげよう」と、何度も鍵を開けようとする下の子の手を止めて、「ママはみんなに謝りたい事があるんだって、みんなでちゃんと聞こうね」と、私がとても失礼な事をしたからこういう事になっていて、それは家族に多大な迷惑をかけている、ごめんなさい、と元夫が納得する言葉のチョイスと文法で一言一句違わずに言うまで何度も言い直させられようやく家に入れて貰えた、という事もありました。

 

 

 

家を出る決意をしてから実際に出るまで ⑧ に続く

 

 

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