オリブロ

オーストラリア在住、2人の子供のシングルママ。

DVで家を出、単独親権を勝ち取るまでの道 ➂

こんにちは、オリーブです。

今日もブログを見に来て下さりありがとうございます。

 

このブログでは長年元夫からの精神的DVに気づかず私が悪いと耐えた末、子供達への加速する執拗な精神的圧力と物理的暴力から子供達を守る為にDVシェルターに逃げ込んだ実録を記載しています。

 

初めまして、の方、どうぞこちらからお読み下さい ↓ ↓ ↓

 

aspergerlife.hatenablog.com

 

 

さて、前回ロックダウン中の面会の話し合いが全くできずに終わり、結果元夫はロックダウン中子供達と電話さえもしない、しかもそれを私のせいのような言い方を子供達にしたのを最後に一切連絡が来なくなって2週間くらいが過ぎた頃、元夫の代理人を名乗る弁護士からメールが届きました。それはDV案件とはまた別で、家裁に子供の事についての事を話し合う事の申し立てをしたという連絡でした。

 

 

 

 

 

内容は、2つ。

一つは子供の親権について。

そうしてもう一つは、「父親が子供に全く会えても話せてもいない件について」

でした。

 

 

 

 

 

一つ目はわかりますが、二つ目は本人が自分でそうしたんですけど。

 

 

 

 

 

ともあれDVで元夫がクロスアプリケーションを申請した事により、私は元夫の書類内で主張する出来事についての意見を出さねばなりません。そのために私はリーガルエイドのサポートを受けていました。リーガルエイドとは、勝訴の可能性が高いにも関わらず金銭的理由で弁護士を雇えない人をサポートする国の機関です。勝訴の可能性と私の金銭状況の審査の結果、無事に一人の事務弁護士がついてくれることになっていたのです。

 

 

 

 

 

早速その事務弁護士に連絡をした所、この家裁の案件についてもすぐ申請をして下さり、こちらの申請も無事におりました。

 

 

 

 

 

DV案件にしても子供の事にしても、元夫が主張しているものに対して私の見解を述べなくてはなりません。元夫の主張は時系列もバラバラ、事は10年前や6年前にも遡り、一方私は何年もに渡り録りためた録音音源の中から日記にも残されている事案を文字起こしをしたもののみを記載して、事案も最新のものから過去に遡る逆時系列で記載しました。

 

 

 

 

 

新しいもの、つまり最近の出来事の方が一年前の出来事よりも重要性は増すそうです。半年前のより大きな事柄よりも、家を出る1か月前のそれよりはマシに見えるものの方が子供の安全を懸念し私が家を出た直接の理由として認められるのだそうです。

 

 

 

 

 

今まさにそのような状況にいらっしゃる方に強くお勧めするのが、日時と出来る限り詳細に、そしてその時の気持ちを一言(恐怖に感じた、とか心身疲れ果てた、とか)添えた日記をつけていかれる事です。

 

 

 

 

 

私の場合ですが、使っていない古いスマホを一台録音用に使っていて朝起きたらすぐにダイニングルームにあった棚に録音をオンにして置いておき、夜も元夫の車の音がしたらオンにして寝るまで録音をしていました。そして何か起きたら日記に日時と共に記録してあったので、書類作成には日記を元に音源を探して、その音源を聴きながら文字起こしをするという作業をしました。何週間もかかりましたし、聴いてると気持ちがどんどん下がってしまうので楽な作業ではありませんでしった。

 

 

 

 

 

結局私のDV裁判では音源は法廷では使う事はありませんでした。音源が無くても、書類に記載されているものが真か噓かというのはそれを生業にしている判事の方は実際の所すぐに見抜けるのだそうです。そして実際に法廷での「はい」のたった一言の発し方や音からだいたいのその人の人格が掴めるのだそうです。

 

 

 

 

 

それにしても、それまでは元夫が何かしかけてくる度に、無料の法律相談サービスに出向いたり電話をしたりして法的な善し悪しを確認し、それから元夫に返信をするという作業をし、何を返信した所で攻撃的な返事が来るという流れでしたので、元夫にも代理人が付き、この事務弁護士が私の代理人として動いてくれるようになり元夫とのやりとりが双方の弁護士を通してという事になったので時間はかかりましたが本当に精神的に救われました。

 

 

 

 

 

 

DVで家を出、単独親権を勝ち取るまでの道 ④ に続く

 

aspergerlife.hatenablog.com

 

 

今日のやりとりを見て「わかるわかるー、うちと一緒」と思った貴方、そのやりとりは異常です。

人はそれぞれ考え方や価値観に違いがあります。

どんなに自分が正しいと思っていても、人との関係性を続けたいのであれば自分の意見よりも、関係する人皆が同意出来る意見の方が重要です。

お互いが妥協し歩み寄りその両者の間に横たわる”違い”を出来るだけ最小限にする作業を続けて行くのが人間関係を続ける要因となるはずです。

元夫は脳の特性もあって物事を白か黒かでしか見れない人でした。しかも元夫の意見は大抵が科学的調査結果に基づいたものでしたのでそれに対する信頼と自信はは絶対的でした。それ故、私の”感覚”や”感情”に基づいた発想や意見などは元夫にとっては意味を持たない”くず”なのでした。

 

 

 

 

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