こんにちは、オリーブです。
皆様お疲れ様です。土曜の朝、いかがお過ごしですか?
昨夜下の子が寝る前に急性副鼻腔炎的な症状を訴えナースのヘルプラインに電話して指示を頂き、その後は無事にぐっすり朝まで眠る事が出来ましたが、今日は医者に診せるように指示を受けているので念のために連れて行こうと思います。
このブログでは長年元夫からの精神的DVに気づかず私が悪いと耐えた末、子供達への加速する執拗な精神的圧力と物理的暴力から子供達を守る為にDVシェルターに逃げ込んだ実録を記載しています。
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さて、シェルター住まいも3か月半が過ぎた頃、ケースワーカーが常時するシェルターではなく、シェルターが持っている住まいに移るように言われました。
そこは普通に家族が住むような感じの住居で、勿論ケースワーカーもおらず、何かあったらすぐにケースワーカーに助けを求めに行けるという事もなくなります。
その頃までにはやらねばならない事務処理もほぼ済み、シェルターに住んではいるものの新しい毎日の生活をしっかり回していけるような状態になっていましたし、ケースワーカーの助けを必要とする事案もほぼなくなっていました。シェルターから卒業して、いよいよ一人で生きて行かねばなりません。
この外部の住居へ移るのは、その練習と言った所でしょうか、まだサポートは得られる状態ではあるものの、日々の生活を、シェルターで同じ状況にある他の母子やケースワーカーと、ではなく、そこから切り離されて核家族として進んで行く第一歩となります。そしてシェルターを必要としている母子は後を絶ちませんので、もう自分で一人立ち出来る私は後の方に場所を譲らなくてはなりません。
そこに移ってまもなく、コロナが蔓延し、学校も閉鎖になったり街全体がロックダウンになったりと丁度家に籠る時期となり、庭もある所でしたので快適に過ごす事が出来て本当に感謝しています。
そして本格的に一人で子供達を育てて行く為賃貸物件を探し始め、2か月経った頃に個人で借りた賃貸物件に引っ越しました。完全にシェルター機関からの卒業。実務処理や食べ物など、一切のサポートが終了となりました。
丁度家をでて6か月が経とうとする頃でした。
DVで家を出、単独親権を勝ち取るまでの道 ① に続く
DV被害者の状況に居る方は、加害者またはそのDV環境に対しての依存性が問題となる事が多々あります。私もそうでした。人間はどんなに不健康で危険であったとしても、その環境でとりあえず命は繋げてきたという経験からそこから出る事を恐れ、結果留まるまたは戻ってしまうという事が起きます。シェルターにせっかく逃げ出してきたにも関わらず、シェルターを卒業して一人になった途端、一人で生きる未知への恐怖に耐えきれずまた加害者の元に戻ってしまう人も決して少なくないそうです。総合的に見た時に、結局人は精神力であると私は結論づけました。物理的なあーだーこーだは問題ではなく、それをやる覚悟があるかないか、それに尽きると思います。