オリブロ

オーストラリア在住、2人の子供のシングルママ。

家を出、DVシェルターで生活 ⑤

週末ですね!皆様いかがお過ごしですか?オリーブです。

今日もブログを覗きに来て頂いてありがとうございます。

 

昨日は子供の学校行事があって早朝から夕方まで大忙しでした。

今週末は子供達は父親と過ごすので夕方に子供達を父親に渡してきて、私はおひとり様です。

 

このブログでは長年元夫からの精神的DVに気づかず私が悪いと耐えた末、子供達への加速する執拗な精神的圧力と物理的暴力から子供達を守る為にDVシェルターに逃げ込んだ実録を記載しています。

 

初めまして、の方、どうぞこちらからお読み下さい ↓ ↓ ↓

 

aspergerlife.hatenablog.com

 

 

さて今日は話は少し前後してしまいますが、前回書いたDV本裁判の前に起きた出来事、家に荷物をとりに行った件について書きます。

 

Zさんと家族支援機関の方に事前に聞いていましたが、とりあえず身の回りのモノを持って家を出た後に、自分のものを取りに帰るのに警察に立ち会って貰う事が出来ます。

 

私は鍵をまだ持っていましたので、クリスマスに元夫も参加した親戚のクリスマス会に子供達をおろしたその足で家にモノを取りに帰りました。すると鍵が変えられていたので、警察に事情を話して公式に取りに帰る事にしました。

 

警察に行きその場で女性警察官が元夫に電話をし、事情を話して日時を設定してくれました。そして、「話がしたいと言っているけど、どうする?」と言ってきました。

 

私がわかりましたと言うと彼女はスピーカーにして机の上に置いてくれました。

 

元夫は何故こんなやり方で出て行ったんだ、言ってくれれば離婚したのに、子供達がわいそうだ、と言ってきました。

 

私が黙っているとずっと文句を言い続けているのを見て女性警察官がこちらの音声をミュートにし、「ずっと聞かなきゃいけない理由はないのよ。終わった?」と言うので、「私からは何もいう事はありません」と言うとなんとそのままブチっと電話を切ってしまったのでした。

 

当時の私は元夫がどうであろうと私が元夫に対して失礼な言動をする事なんてとてもとても出来る精神状態じゃありませんでしたので、元夫からすればこちらの会話は聞こえていなかったし急に切られたと思われる、と気持ちがその心配で覆われたと同時に、その裏では薄っすらとですが、こんな事をしても良いんだ、と微かに思ったのも覚えています。

 

数日後、4人のお友達にも手伝って貰い、警察官2名立ち合いの元、家に荷物を取りに行きました。元夫は家にいませんでした。

 

私が使っていた部屋に、私の荷物も含め共有のモノも山積みになっていました。

 

後々正式に離婚をするにあたり、財産分与をするので共有の持ち物は持ち出してはいけない、と聞いていました。

 

ですので、確実に私自身の持ちモノだけを持ち出す予定でしたが、おそらく共有のものではあるけれど元夫が必要ないと判断してそこに置いたのであろう持ち物も全て私とお友達の車に詰め、空っぽになった部屋に掃除機をかけて終了しました。

 

その日の夜は、あの綺麗さっぱり空っぽになった私の部屋を見た時の元夫の気持ちを想うと心が締め付けられて堪りませんでした。

 

何故こんな事になってしまったんだろう。

私が違う対応をしていたらこんな事にはならなかったのではないのか。

 

この自問自答はこの後2年程続く事になります。

 

ともあれ、これで荷物も終了。物理的にあの家に行く必要は無くなりました。

 

次は家の契約から私の名前を抜かなくてはいけません。

 

 

 

 

 

家を出、DVシェルターで生活 ⑥ に続く

 

aspergerlife.hatenablog.com

 

もし貴方が今現在苦しい立場に置かれていらっしゃるなら、是非外部に相談して下さい。DV被害を受けている方は正しい判断能力が著しく低下しています。きちんとした感覚を持った方に相談して、今貴方が置かれている状況について、正しく説明して貰い、正しく認識して下さい。

 

 

 

 

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